建築探偵というとなんのこっちゃと思われるかもしれません。

要は、よくわからないことを調べますというサービスです。

普段生活していると全く気にしない、全く知らなかったことでも、新築、増築、改築やリフォーム、または土地の売買をしようとしたときに、あれ、なぜこんなふうになってるの?このままじゃ話を進められない?というようなことが往々にして起こります。

一番多いのは登記の問題です。

親や祖父母の時代に分筆をして所有者が異なり、そのままになっている。

普段は問題なく使っている敷地や庭なので、知らずに今まで過ごしてきた。

しかし親も亡くなってしまって、当時のことを知っている人がいない。

相続もされていないので、もう亡くなった人が所有者になっている。

そんなことが、結構あります。

田舎(失礼!)で、田畑の真ん中に一軒家が建っている場合などで、敷地の地番が市役所の課税台帳と、登記簿と、区画整理台帳の全てで異なっているという特異なケースも以前ありました。

また、建築基準法では敷地は道路に幅2m以上接道しなければならないという決まりがあります。

普段は道路だと思って使っていた「道路」が、建物を立て直そうと思い調べると、「道路ではない」ということもありました。

どのケースも、かなり昔に何が起こったのか、過去にさかのぼり紐解いて、何が正解なのかを探す作業が必要になります。

そういう正解を探さず、ただ登記だけ直す、などの小手先の対処のみで済ますと、後々なにかが引っかかってまた問題が起きることが多いのです。

昔々のことなので、全てが明らかにならないかもしれませんが、関係各所、関係する方々の聞き取りや資料取得を行い、原因を探り、齟齬を解消します。

調査費は、調査の内容により変わります。一度ご相談ください。

※調査の結果、原因がどうしても不明な場合や、齟齬の解消ができない場合もありますが、この場合は調査費の半額をいただきます。